前回の投稿よりちょっち間が空いて申し訳ございません。特に忙しかった訳でもなく、ただサボっておりました・・・。年間でも正月&お盆と並ぶ繁忙期、ゴールデンウィークを先日迎えました。昨年に比べ今年は暦的に飛び休でしたが、3日~6日四連休中の国際通りは、渋谷のスクランブル交差点の如く、人で溢れ返っておりました。
GW明け早々には沖縄は全国でも一番早い梅雨入り。湿気で蒸し蒸しする中、以前から入店しづらさそうだけど気になっていたお店、松尾香辛料の暖簾をくぐって参りました。
梅雨時期には各所にて花が咲き始める月桃(サンニン)。葉は餅を包む際などに使用され、高い抗菌力があります。香りも癒し系~。
ドアを開けた瞬間から店内はスパイスの香りが充満。外観は純和風なのに、香りで異国情緒満載。小学生以来見た作文用紙のメニューで早速の何を注文しようか高揚中。
いつものように最初の一杯は生ビールで喉を潤したいところですが、せっかくなので左端、自家製酒のカテゴリーから「レモングラス酒」のロックを注文。
旨い!そして高アルコール度数!!
店頭に貼ってあった「スパイスおでん」注文したら残念ながら売切れ・・・。次回にリベンジ。因みに「玉ねぎと生姜とレモンのアチャール」も売切れでした。アチャールって何だ?
気を取り直して「おばんざい5種盛り合わせ」注文。説明してくれたけど何か忘れたポタージュとその他いろいろ。奥から二つ目ただのマカロニサラダかと思いきや、仄かにアクセントを感じる。前菜からスパイスの洗礼を受けてます。トマトも甘くて美味しい!
実はワタクシ20代の独身時代は海外旅行が好きで、特にアジア圏の国々へいくつか訪問。スパイスと言えばカレー、カレーと言えばインド。インドのお隣スリランカへ行った際は、毎食カレー三昧の日々でした。現地の方々が手でカレーを食べているのを見て、自分も挑戦。簡単なようで難しく案の定、口の周りはカレーだらけ、赤子のようにテーブルを汚す失態・・・。
二品目は「デュカとハリッサのエビマヨ」。こちらも他では味わえないスパイス香る逸品。ハリッサは一時期ブームになって知っておりますが、デュカって何だ?
スリランカ旅行のお目当ては世界遺産シギリアロック。超巨大な岩の上にかつて王宮があった場所。岩を上っていく階段の入口には巨大なライオンの足の彫刻があります。この階段を上っている最中に野生の猿がウロウロしてて非常に怖かった思い出。
既にレモングラス酒で酔っ払いましたが、二杯目も自家製酒「黒糖シナモン梅酒」。こちらも高アルコール度数!
スリランカへはツアーで行ったんですが、一緒に参加していた見知らぬ女性たちがアーユルヴェーダに行きたいと言うので同行。油をおでこに垂らされて、激しい頭皮マッサージ。当時から頭髪を気にしていたので、ハゲが進行しないか気が気じゃない。おみやげ屋さんでは怪しいスリランカ人のおっさんが寄って来て、「これ飲めば夜ビンビン」的な片言の日本語でアーユルヴェーダ的な自然由来の薬?飲み物をおすすめしてくる。取り合えず購入して帰国後、父親に飲ませました。弟または妹が出来なかったので、効果はなしだったと思いますw
最後は『タコとトマトの味噌アヒージョ』注文。三品注文して全部美味しかった。きっとスパイスおでんも美味しいんだろうなぁ~。
松尾香辛料のスパイスを味わい、10年以上前に行ったスリランカ旅行の思い出に浸る。シギリアロック近くのジャングルで食事をしていた際(ここでももちろんカレー)、ハエが飛び回っていたので現地の方が巨大な扇風機を持ってきてくれて、ハエを風で吹っ飛ばしてくれましたが、我々も台風中継のアナウンサーの如く髪をなびかせて美味しいカレーを頂戴致しました。松尾香辛料はカウンター主体で非常にこじんまりしておりますが、清潔感抜群のおすすめ店でした!!
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